認知症はサプリメントで予防できるのか??

サプリメントで認知症を予防する?

原因も治療法も確立されていない認知症。一度発症すると、二度と治ることはなく徐々に悪化し、最悪の場合は人格の崩壊に至る恐ろしい病です。認知症は脳の神経伝達物質の合成異常が関与するといわれています。また、若年性認知症も決して珍しいわけではなく、認知症は高齢者だけの病気ではなくなってきているのです。 18歳からでも発症すると言われるこの若年性認知症は、患者数が3万人前後ともいわれますが、実態はその3倍程度ではないかとも言われています。認知症は進行型の病気であり、発見が早ければ治療の可能性も広がり、進行を遅らせることができる場合もあります。
ならばいっそのこと、認知症にかからないように気をつけた方がよいのではないかと考えるのは当然と言えます。

認知症予防のサプリメント

脳の老化対策、ボケ防止などに効果が期待されるサプリメントでメジャーなものには、ギャバ(GABA)、EPA・DHA、イチョウ葉エキス、ホスファチジルセリン(PS)、DHC、核酸、シソ、ビタミンB群、乳清タンパク、ヤマブシダケ、レシチン、卵黄油、ローズマリー、ガングリオシド、ヤマブシタケ等が挙げられます。
見やすいように、主な成分を一覧表にしてみました。ご参考になれば幸いです。

サプリメント名 概略
ギャバ(GABA) 頭脳労働や気分のリラックスに深く関わるギャバ(ガンマ・アミノ酪)。発芽玄米などに多く含まれる健康成分が、手軽に摂取できます。酸
ドコサヘキサエン酸(DHA) 強い抗酸化物質。すっきり冴えた毎日を過ごしたい方、生活習慣やストレスが気になる方にオススメ。サプリメントで魚嫌いの方も手軽にDHAが補えます。
エイコサペンタエン酸(EPA) 中性脂肪の低下、コレステロールの低下、血小板凝集抑制作用、血液粘度の低下、血圧低下などに対する有用成分で、私たちの体を心臓病や脳卒中から守ってくれる成分です。
ホスファチジルセリン(PS) フォスファチジルセリンはリン脂質の一種で、大豆などから抽出されます。デスクワークの多い方や、物忘れが気になる方に有用な成分です。
イチョウ葉エキス イチョウ葉エキスには抗酸化物質であるフラボノイドやギンコライドが多く含まれています。サラサラ、スムーズな血液の流れをサポートしてくれる成分です。
ガングリオシド ガングリオシドとは、シアル酸残基を含むスフィンゴ糖脂質の総称をいい、高等動物の細胞壁の成分で脳・神経組織に多く含まれています。細胞の分化、増殖、あるいは接着の調節・制御、代謝などあらゆる細胞の調節に関わっていると考えられています。
ヤマブシタケ 神経細胞成長因子ヘリセノンが含まれている。特に海馬での効果が顕著。

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