認知症が悪化すると家庭での介護が困難となることは容易に想像がつきます。家族それぞれ、仕事を持ちそれにより収入を得ていると言うことを考えると、介護につきっきりというのは無理であるとも言えます。親の介護は子の務め等とも言われますが、現実に介護に当たっているのは、家族の中でも、長女であったり長男の嫁であったりと、女性に負担がのしかかっている例も多いようです。
そういった状況を改善するためにも、今後ますます介護施設の重要性は高まっていくことでしょう。願わくば、公的支援のある経済的負担の少ない施設が増えることが望ましいですね。国の財政も非常にキビシイ現状ではあまり過度な期待はできないかもしれませんが、何とか踏ん張ってほしいものです。
各種の介護施設
介護老人保健施設や介護老人福祉施設など介護施設は数多くあります。
それぞれの施設によって受けられるサービスや特徴・入居の条件・費用などに違いがあります。
そんな、介護施設を以下の表にまとめました。
入所介護型施設
- 有料老人ホーム
- 軽費老人ホームA型
- 軽費老人ホームB型
- 軽費老人ホームC型(ケアハウス)
- 養護老人ホーム
- 特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
- グループホーム(痴呆性高齢者グループホーム)
- 介護老人保健施設