グループホーム(認知性高齢者グループホーム)

グループホームのサービス・特徴

介護が必要な痴呆性のお年寄り5~9人程度がスタッフと家庭的な雰囲気の中で共同生活を行う介護サービスです。認知症の入居者がただ介護されるだけではなく、介護要員と共同生活を送ることにより、残存能力を引き出し痴呆症の緩和を促すことを目的としています。
入居者は最大9人ごとのユニット制をとることになっています。ユニットは、家族のようなイメージのものであり、入居者の単位であるほか介護要員の単位ともなっています。認知症高齢者グループホームを設置する場合においては、かつては3ユニット・定員27名の施設も認められたが、現在は2ユニット18名までの施設しか認められないようになっています。

2007年7月現在、日本国内には9,000ヶ所を超える認知症高齢者グループホームが存在しています。施設が小規模で、その設置が容易であることから、設置開始以来5年間で 6,000ヶ所を超えるまでに急増しました。その急増に伴い、施設・要員に質の伴わない施設があること、経営状態が芳しくない施設があることが近年問題になっています。
かつてはある程度自立している集団生活に支障がない認知症患者を対象とていたが、その後国の方針として重度認知症患者も受け入れなければならなくなっています。そのため比較的軽い認知症患者と重度認知症患者が共同生活を営むことになるため、介護者側の負担も大きくなってきています。(Wikipediaより抜粋)

入居者(利用)条件

認知症高齢者グループホームに入居するには介護の認定を受けている方で、少人数による共同生活を営むことに支障がない方が対象となっています。とはいっても、グループホームでは介護の認定を受けた全ての方が対象になっているわけではありません。対象になるのは、要介護度2~5に認定されている方となっており、介護度1の方は対象外となっています。これは、グループホームの性格上、要支援1の方は自立して生活できるであろと判断されているのだと考えられます。

費用

利用者負担は、食住費に介護保険の1割負担などを含め全国平均月約11万円。特別養護老人ホームの相部屋(4万~5万円程度)より高くなっています。

介護保険の利用

利用可能(要介護認定により介護保険の適用がなされています。)

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