ガングリオシドは認知症に効果ある??

ガングリオシドとは

ガングリオシド(Ganglioside)とは、糖鎖上に1つ以上のシアル酸を結合しているスフィンゴ糖脂質の一種で、細胞膜表面の脂質ラフトに集中して存在し、細胞間のシグナル伝達を調節しています。 ガングリオシドは、免疫学的に重要な働きをしていることがわかっており、 天然もしくは半合成のガングリオシドは神経変性疾患の治療に役立つ可能性があるといわれています。
ガングリオシドにはジャガイモ・サツマイモなどの「植物由来」のガングリオシドと 母乳などに含まれる「動物由来」のガングリオシドがあります。
母乳に含まれているガングリオシドは、体内の細胞膜に存在して、 細胞間の情報ネットワークのアンテナのような役割を担っています。 近年の研究では、損傷を受けた神経細胞を修復・再生することや、記憶・学習の分子機構である シナプス伝達(LTP)を長期増強する働きも確認されています。 最近では粉ミルクにガングリオシドを配合しているメーカーもあります。

カングリオシドの効能

ガングリオシドは、神経機能や細胞膜が営むさまざまな機能に関与しています。脳神経細胞の再生修復をするガングリオシドは、治療が困難とされていたパーキンソン・アルツハイマー・痴呆・半身不随の改善に大きな役割を果たしています。
ガングリオシドは神経細胞と大脳組織の正常な発育を促進し、DNAを修復し神経細胞の老化を抑制し、脳の伝達のスピードを上げ、結果大脳の反応能力を向上させることが知られています。また、ガングリオシドは、ガン細胞の増殖を抑える働きがあるといわれています。

ガングリオシドと他のIQサプリメントとの違い

今までのIQサプリ(DHA・EPA・イチョウ葉など)は、その効果として血流を改善するものがほとんどでした。しかし、血流を良くするだけで解決するというものでもありません。
例えば、電線をイメージしてください。どんなに電流を沢山流しても、電線がつながっていなければ何の意味もありません。この電線をつなげることができると言われているのがガングリオシドです。今までは、神経細胞を修復・再生をすることができる物質はないと考えられてきました。しかし、糖鎖の研究が進むにつれ神経細胞の修復・再生機能(樹状突起の延長促進など)を増大させるといわれる物質が現れました。それがガングリオシドで、最近TVや雑誌などでも取り上げられ、注目を浴びているサプリメント成分の一つです。

ガングリオシドにはガン抑制効果も

1994年インドで開かれた国際癌学会で、「ジャガイモに癌を抑制する物質ガングリオシドがある」と研究発表されて以来、ガングリオシドの癌増殖抑制作用の研究が盛んになり、日本では、ある研究者が研究の中でたまたま子宮癌の細胞にサツマイモの絞り汁を加えて培養してみたところ、一週間後には細胞が正常に近づいていたと報告しています。

ガングリオシド配合サプリメント

 

 

タイトルとURLをコピーしました