ギャバ(GABA)は認知症に効果があるのか??

ギャバ(GABA)とは

ギャバ(GABA)、正式な名称は「ガンマーアミノ酪酸」と呼ばれています。
アミノ酸の一種であることはその名前からもわかると思いますが、人間や哺乳動物の「脳」「脊髄」にこのギャバ(GABA)が豊富に含まれていることがわかっています。
発芽玄米という健康食品の名前を聞いたことがあるかとも思いますが、その発芽玄米に含まれている有効成分の一つが、このギャバなのです。
最近まではギャバは食べ物から摂取しても、脳内へは到達しないと考えられていました。しかしギャバの研究が進み、食物から摂取したギャバも脳へ届くことが判明しました。つまり、不足するギャバは食物から摂取できるのです。

ギャバの効能

ストレス改善

ギャバは、ガンマーアミノ酪酸という名称からもわかるように、アミノ酸の一種でグルタミン酸から合成される物質です。しかし、その作用はグルタミン酸とは対極にあります。
グルタミン酸は、神経細胞を興奮させる「興奮性」の神経伝達物質です。一方、ギャバは脳神経の興奮を抑える「抑制性」の神経伝達物質なのです。この両物質のバランスがうまくとれることで、精神の安定した状態を維持できるのです。
何かの原因により、このバランスが崩れると、イライラ、うつのような気分が生じたりします。つまり、ギャバは精神を安定させる作用、抗ストレス作用があることになります。

血圧の安定

ギャバには、腎臓中の血流量を増やし腎臓のはたらきを活性化するさようがあります。そのため、利尿作用も促し血圧を下げることにつながります。つまり、ギャバは高血圧の予防にも役立つと言われています。
ギャバで血圧が下がる理由は3つあるとされます。

  1. 血管の働きをコントロールする自立神経の中枢に作用する
  2. 血圧を上げる酵素の働きをブロックする
  3. 過剰な塩分摂取で低下した腎臓の働きを活性化する

ギャバには高めの血圧を下げる効果があるのですが、厚生労働省も「血圧が高めの方に」という効能表示をギャバの入った「特定保健用食品」として、認可しているほどですから、その効果は確かなものといえます。

中性脂肪を減少させる

ギャバには、血液中のコレステロールや中性脂肪を調整し、脂肪の代謝を活性化するもあります。この中性脂肪の抑制機能は、肥満の防止効果や、糖尿病などの生活習慣病の予防に効果があるとされ期待されています。

肝臓機能の働きを助ける

ギャバには、アルコールの代謝でできるアセトアルデヒドの代謝を促進し、血液中のアルコール濃度を抑える効果もあります。ギャバを摂取してからお酒を飲むことで、アルコールの血中濃度が上昇するのを防げます。但し、飲み過ぎは禁物ですね。

記憶障害の改善作用

ギャバには、脳の血流を活発にして酸素の供給量を増やすことで、脳細胞の代謝機能を促進させ活性化させるので、記憶障害の改善作用があり、学習能力向上、長期記憶促進作用が期待できます。ですので、脳障害の後遺症や、認知症の予防・改善にも効果があると言われています。

更年期障害の改善

更年期障害は、加齢により生じるホルモン変化によって起こるものです。大体は40代から始まり、数年間は更年期が続くと言われています。
女性ホルモンのエストロゲン、プロゲステロンの減少により、体調に変化が生じたり、生理不順になったり、不安感やイライラなど、それまでにない精神面の変化を感じたら更年期の前兆といえるかもしれません。
更年期障害の最中には、高血圧、コレステロールの増加、子宮筋腫、などの婦人科系の疾患になりやすいこともあるため、その予防も大切です。
ギャバには、神経を落ち着かせる精神安定の作用がうので、更年期障害のイライラや、不眠などの睡眠障害、憂うつな精神状態の改善に効果があるとされています。
ギャバによって、神経が鎮まり、睡眠の質も改善したという研究結果あり、ギャバの抗ストレス、精神安定効果は、様々なところで実証されています。

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